輸入通関で利用する施設
書類審査だけで終わらない場合も
税関への輸入申告を行う際には、各種書類の提出が必要です。これらの書類の審査だけで終わる場合もありますが、貨物の検疫を受けなければならない場合があります。動物、植物、食品および添加物の輸入時には、それぞれ管轄の検疫所の検査を受けなければなりません。これらを通過した後、所定の税金を支払うと初めて国内への持ち込みが許されます。手続きには1ヶ月以上かかる場合もありますので、その間の保管場所は、保税地域に指定された保税倉庫になります。この保税倉庫というのは、民間の会社が運営しているもので、税関から許可を得て、輸入前の貨物を保管する事が出来ます。また、短期保管にも利用できますので、国内配送前の倉庫として利用するのにも便利です。特殊な倉庫なので、限られた業者だけが保有しています。
海外からの持ち込み貨物は厳しい検査がいくつもあります。予想以上に検査に時間がかかる場合もありますので、注意が必要です。また検査に合格しても税金を支払わないと引き取り出来ませんので、資金繰りについても気を付けないといけません。
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