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貨物が到着、輸入手続きはどうするか

輸入手続きに必要なこと
船又は航空機で日本へやって来た貨物は、すぐに引き取れません。輸入者は必要な書類を揃えて税関に提出し、必要なら関税を払い許可が出てからようやく引き取れます。
輸出側から届いた書類を見てみると、基本的にインボイス、パッキングリスト(P/L)、船荷証券(B/L、航空機の場合はAWB)、保険証券(貿易条件がCIFの場合)が届いているはずです。また貨物の種類によっては原産地証明書や各種検査証明書等もあります。この必要書類を全て揃えてから手続きに入りましょう。と言っても、この様な書類は普段の生活ではまず目にすることのない書類です。名前を言われても、一体何なのか分からないのではないでしょうか。おまけに、ほとんど英語で書かれているので、英語が苦手な人には読むことすら苦痛でしかありません。また、税関への申告は申告の際の品目の決定や関税の計算等、専門知識がないと分かりにくいことが沢山あります。 必要書類が揃ったら貿易の専門知識を持った業者に依頼するのが一番です。専門業者なら、税関への申告から貨物の引き取り、手元までの国内輸送の手配もしてくれます。でも、提出後に問題が出てくることがないよう、依頼の前に必要書類が揃っているか、書類の記載に不備がないかだけは最低限チェックしておくことが大切です。
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