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中国から輸入する際の手続き

2種類ある通関検査場所
通常、輸入貨物はコンテナヤードに荷揚げされたところで通関の申請を行い検査されます。しかし、一人でコンテナ一本を占有している荷主の場合に限っては、コンテナを別の保税地域にある保税倉庫に移動した後に検査を受けることが認められています。コンテナヤードから保税倉庫がある場所までの輸送は陸路を通ることになりますが、この移動のことを保税輸送といって、通常の国内輸送とは区別されています。貨物は物理的には国内にあるのですが、税関としてはまだ輸入を認めていないので、特殊な扱いなのです。最初に荷揚げされる保税地域は公共の施設であり、最長の保管期間は1ヶ月ですが、保税倉庫は民間の所有で、保管期間も3か月あります。また、中継貿易などの場合は最大で2年間の保管が出来るのも特徴です。 保税倉庫は、海貨業者が保有している場合が多いので、荷揚げから通関手続きまでを一括で依頼する場合に便利な施設です。コンテナを占有出来る程度の輸入量であれば、利用を検討してみるのもいいでしょう。
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