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中国輸出のハードルとは

輸出の2大ハードル、通関と船積書類作成
通関とは、税関を通す作業ですが、これは送り主が関税を通さなければいけません。ここは単純に関税を払うだけの場所ではないのです。中国への輸出の場合、実はアメリカなどと違ってかなり高いハードルがあります。日本は各種法律によって、中国企業に販売してはならない商品というものを定めているのです。ですから、今から送る商品が法令に触れない事を証明する書類を関税に提出して審査を通さないとことには通関出来ないのです。この書類の作成と手続きは非常に煩雑なのです。次に船積書類作成も国内輸送にはない手続きです。船会社は荷主から貨物を受け取ると、指示のあった寄港地まで輸送してくれますが、そこで荷受人に貨物を受け渡す際に、荷受人が持ってきた船積書類をチェックして間違いなければ受け渡すのです。この形式が非常に厳密なので、経験のない企業には作成が困難なのです。 通関の書類や手続きでも船積書類作成でも特殊で厳密な形式が存在していて、ちょっとのミスでも商品の移動が出来なくなります。これが輸出の大変なところなので、これらは専門の海貨業者に委託するのが一般的なのです。
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